アクアピグ工法の特徴
ピグ工法の洗浄力
本工法は、特殊な塗料で表面加工を施した特殊軟質ウレタン材質ピグを使用することにより、物理的な摩擦力による洗浄力を維持しつつ、軟質ピグの持つ圧縮復元特性によって、中詰まりの危険を回避することができる効果的で安全な管内洗浄工法です。
- アキレス(株)様と共同開発した特殊軟質ウレタン材質ピグを使用して、管内を強い摩擦力で洗浄を行うため、常時濁質の原因となっていた浮遊物・堆積物・付着物をきれいに除去します。
- 通常のφ75mmボール式補修弁から、φ250mmまでの管路を洗浄できます。(ピグ洗浄国内初)
- 大規模な工事が不要なため、交通規制範囲も狭く施工時間も短縮でき、1日で1,000m程度まで洗浄が可能です。(弊社最延長施工実績1,950m)
- 区間断水により、また短時間で洗浄できるので、断水による住民生活への影響を抑制できます。
- 既設の施設を使用するため土工事や切管等の管断工事が不要で、異形口径・曲り・継輪・山越・伏越を含め、石綿管を除いたφ250㎜までの管路を洗浄できる可能性があります。
- 管径の違う複合路線を一工程で洗浄でき、経済的にも優れています。
アクアピグ工法の特長
- 不断水かつ有圧下で水道管路内を撮影できます。
- 挿入は既設の地下式消火栓や空気弁などの補修弁を利用しています。
- 挿入箇所が無い場合でもサドル分水栓(φ50)から挿入できます。
- 耐水圧は0.75MPa。
- 調査対象管路は、石綿管を除く、鋳鉄管、鋼管、塩化ビニール管、配水用ポリエチレン管等です。
- 調査距離は両側約25mです。
他の上水道管路内洗浄工法との比較
アクアピグ工法 (特殊ピグ) | ブラシ洗浄 | 炭酸ガス洗浄 | 放水洗浄 | |
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工法 概要 |
超圧縮性と復元性をもつ特殊アクアピグを使用し、既設の消火栓用T字管等から挿入し水圧によりピグを押出し内面圧着させ摩擦により管内を洗浄する。 | 既設の消火栓用T字管から管内にブラシ付き洗浄ヘッドを挿入し、高圧水によって洗浄ヘッドを高速回転させながら洗浄する。 | 通水中に炭酸ガスを間欠的に注入し、炭酸ガス発泡に因る流速の増加により管内を洗浄する。管内に異物を入れない。排水処理システムを装備している。 | 消火栓より放水し流速を変えることで洗管する。 |
総評 | ![]() |
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